大宮区は埼玉県さいたま市の中心市街地であり、鉄道交通や商業の利便性の高さに加え、歴史ある氷川神社が鎮座する等、個性ある街並みを形成している。
RaiBoC Hall は、大宮駅東口のまちづくりのリーディングプロジェクトである大宮駅東口大門町2丁目中地区第一種市街地再開発事業の一つとして整備された、大規模複合施設「大宮門街」内の4階~8階に設けられている。
弊社は、施設計画では設計・施工段階に関わり、また管理運営計画の策定及び指定管理者や備品等の選定支援業務を行った。リーディングプロジェクトのコンセプトを計画から運営までつなぐため、文化芸術の振興のみならず産業振興への寄与、地域や再開発施設内の連携を意識した事業等を事業計画に盛り込んだ。
複合施設特有の配置や動線の課題に対応しつつ、大・小 2つのホール、多種多様な創造支援諸室が設けられている。スタジオやレクリエーションルーム、展示室等は、日常的な文化活動の練習や発表会、会議利用まで、幅広く対応可能であるとともに、ガラス張りで活動の様子が見え、共用部でも活気を感じることができる。
建築概要
- 所在地
- 〒330-0846 さいたま市大宮区大門町2-118(大宮門街4階から8階) MAP
- 設計者
- 山下設計
- 開館年
- 2022年
- 延床面積
- 82,247.30㎡
- 収容人数
- 1,400席
業務領域
- 設計段階、施工段階
- 管理運営計画段階