竣工15年目・2021年度の長寿命化計画に基づく改修設計において、機構、音響、照明などの舞台設備を担当し、建築意匠・施設要望・使い勝手に配慮した計画を行った。
基本は劣化更新であるが、舞台機構では一定速吊物バトンの可変速化を行い、音響設備ではホワイエに市民利用に対応するスピーカーの増設などを実現した。照明関係は設計・施工段階で器具検証会を実施し、シーリングにも LED 機材を採用した。客席照明も LED 器具に更新したが、改修前の当初のイメージを再現している。
リハーサル室は器具更新により照度確保、照明バトンには制御信号線を設置した。
建築概要
- 所在地
- 広島県三原市宮浦2-1-1 MAP
- 設計者
- 改修設計:槇総合計画事務所 (舞台設備:シアターワークショップ)
- 開館年
- 2023年
- 収容人数
- 1,209席
施設種類
- ホール
業務領域
- 基礎調査、基本構想・基本計画段階
- 設計段階、施工段階