1995年に開館したアクロス福岡の福岡シンフォニーホールと国際会議場において、天井耐震化(準構造化)工事が実施された。内装デザインと音響性能は変えない前提であったため、改修前・後で印象は変わらない。天井工事にあわせ一時撤去が必要となる舞台設備はこの機会に更新し、客席・舞台部の照明は LED化を行った。
弊社はコンサルティング協力で参加した。その時点で舞台設備の改修方針はある程度定まっていたが、施設管理者の要望を確認し、シンフォニーホールではボーダー・ホリゾント LED 器具、シーリング・フロントサイド器具、客席照明等のデモを実施。サスペンションライトは将来対応を考慮し直電源、移動型調光器、Ether方式とした。
国際会議場は舞台部照度アップ、演出照明追加、スクリーン設置が実現した。
建築概要
- 所在地
- 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1丁目1番1号 アクロス福岡内 MAP
- 設計者
- 日本設計・竹中工務店・九電工・新日本空調
- 開館年
- 2022年(改修)
- 施設構成
- ホール、会議場ほか
- 収容人数
- ホール:1,867席
国際会議場:300席(収容人数)
業務領域
- 設計段階、施工段階